クラウドソーシング

 

クラウドソーシングとは何かを学ぶ

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クラウドソーシング登場の背景

企業が柔軟に人材をアウトソーシングすることで、固定費の削減や効率的な組織運営が期待できるとしてアウトソーシングを採用する企業が増えてくる中、インターネットの発展・普及に伴い、アウトソーシングの一種であるクラウドソーシングが世の中に拡がってきたといえそうです。働き手もインターネットを通じて企業側とやりとりするため地方にいても仕事を引き受けることが可能となり、ライフスタイルにあわせた働き方を実現できるとして依頼側も仕事の引き受け手側もメリットの大きいアウトソーシング形態として増えてきている形態といえます。
さらに、コロナ禍によりテレワーク・リモートワーク・在宅勤務が推奨される世の中の情勢により、さらにクラウドソーシングという働き方が時代にマッチしてきているように思います。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、不特定の人を意味する「クラウド」と、業務委託を意味する「ソーシング」という二つの言葉を組み合わせた造語です。

仕事を依頼する側が自らの業務を不特定多数の人に依頼する形態を指しますが、インターネットを通して仕事を依頼したり引き受けたりしている点が特徴といえます。

クラウドソーシングの代表的なもの

クラウドソーシングを仲介するいくつかの代表的なサービス事業者をご紹介しておきます。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

クラウドソーシングの各社の情報

クラウドソーシングを運営している代表的な2社をご紹介します。

クラウドワークス(CrowdWorks)

社名:株式会社クラウドワークス
本店所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
営業所:不動前営業所、大阪事業所、福岡営業所
代表者:代表取締役社長CEO 吉田浩一郎
設立 :2011年11月11日
資本金:26億9126万円 ※2021年9月末現在
総契約額:157億円
登録ワーカー数:470万人
登録クライアント数:76万社
”国内No.1のクラウドソーシングサービス”

ランサーズ(LANCERS)

社名:ランサーズ株式会社
本店所在地:東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル9階
代表者:代表取締役社長CEO 秋好陽介
設立:2008年4月
資本金:15億2152万円(資本準備期を含む)

クラウドソーシングに取り組む際の注意点

クラウドソーシングで副業を行う場合の注意点をいくつか挙げておきたいと思います。

注意点1:連絡方法

クラウドソーシングの運営会社のシステム上から仕事の依頼者と仕事の受け手とを繋いでもらうわけですが、連絡欄の中で依頼者側から連絡については、ChatworkやLineなどでやりとりしたいと言ってくることがあります。
仕事を引き受けたい立場としては、依頼者側の意向についつい沿いたくなってしまうところではありますが、クラウドソーシング運営会社の見えないところで当事者間だけでのやり取りとなってしまいますので、後日、トラブルが発生したときに、不安が残ってしまいます。基本的には、システム内でのやりとりでお願いすることをお勧めします。

注意点2:業務範囲と業務金額を明確に

クラウドソーシングの運営会社のシステム上で募集している仕事内容があいまいのまま仕事を引き受けてしまうと仕事を始めてから想定外の作業対応を求められたり、追加作業を求められたりすることはよくあるようです。
この金額での作業内容・作業範囲はここまでで、それ以上を要望されるときは別途お見積りしますなどとあらかじめ、線引きが明らかにできるようにしておかれることをお勧めします。
これをしていないと、どうしても気持ち的に仕事を任された側という部分で譲渡してしまい、タダ働きをしてしまいがちになってしまうようです。中には、依頼される方にも紳士的な方がいらっしゃって、この部分については追加費用をお支払いしますといってくださるありがたい方もいますが、どちらかというと少ない印象です。

まとめ(クラウドソーシングはありか)

あなたのスキルや知識を向上させることにもつながるところも大きいと思いますし、仕事の依頼する側と引き受ける側の間に運営会社が存在することで、幾分、直接当事者間だけで契約する形態よりはリスクは抑えられていますので副業入門としては活用し得る存在だといえそうです。

 

 

2021年12月27日

執筆者: 伍桃 さんじろう

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