「副業」への挑戦

副業について考える

「副業」への挑戦ということで、私自身がこれまで取り組むつもりでなかった副業に取り組んでいく中で得た知識や情報を綴っていこうと思います。
もちろん、副業初心者ですから、失敗の繰り返しが多いと思います。そういった情報も同じレベルの方にとっては、参考になることもあるかもしれないと思いますので少しでもお役に立てる情報発信ができるといいなと思っているところです。

副業とは何でしょう

そもそも副業とは、本業とは別にする仕事いうことになります。本業が主な収入源としている仕事・職業ということになろうかと思いますので、副業は、通常、本業で得られる収入や本業にあてる時間や労力より少ないというものになろうかと考えることができそうです。ただ、副業の方が本業の収入を凌ぐほどになってくることもあり得るわけで、副業を本業に切り替えるという方もなかにはいらっしゃるようです。

なぜ副業をするのでしょう

副業をするということは、副業に振り向ける時間を必要とすることになり、それなりに負担となってくるはずですが、なぜ、わざわざ副業をしようとするのでしょうか。
株式会社ナレッジソサエティが20代から30代の全国の会社員2401人を対象としてインターネット調査をした結果から一番の理由として挙げられたのは、「収入の不足を補うため」、次いで「趣味と実益を兼ねて」、「スキルアップのため」、「起業のため」と続いており、おそらく他の年代に対象を広げたとしても、「収入の不足を補うため」がトップであることには変わらないだろうと予想されるところです。
これは、年金制度が崩壊しつつある昨今の状況から老後資金の不安もありますし、コロナ禍による収入の不足が問題として顕在化してきている状況から収入をどうやって補うかは大きな関心事でもありますし、喫緊の課題ともいえるでしょう。かくいう私もその一人であることは否めずいろいろと調べこれからどうするかを考えていきたいと思っているところなのです。

参考資料参照先「株式会社ナレッジソサエティの調査資料

副業による本業への波及効果も期待できる

上述の副業をする理由の3つめ以降に「スキルアップのため」とか「起業のため」という理由が挙がっていることに着目してみると、本業に直接的か間接的かにかかわらず、なんらかの好影響を及ぼすことが予測され、また期待されます。
例えば、IT系で技術部門におられる方などは、副業でプログラミングの知識を武器に仕事を引き受け、その仕事をこなすうえで、さらなる知識を習得し、本業の方へも活かせるということも考えられます。
また、起業するためにこれまで経験していなかった税法の知識や起業のために作成するホームページ作成の知識、そのホームページ上にプライバシーポリシーを作りあらかじめ公開しておく必要があることなど、経営に関する新たな発見があったり、知識を広げたりとサラリーマンであれば、自分の職域だけを意識していたところ、ビジネスマンとしての視野が拡がり力量が増すことにつながることが期待できそうです。

副業をする場合に気を付けること

副業をしたいと思っても、まずは確認しておかなければならないことが一つあります。
それは、本業が企業等に雇用されている場合、就業規則などの会社のルールとして、「副業禁止」となっていないかをしっかりと確認しておいた方がよいということです。
副業を許可していないところはいまだに多く、就業規則違反としてなんらかのペナルティを受けたり、最悪の場合、解雇事由の材料とされてしまう懸念も考えられますので、事前にしっかりと確認しておきたいところです。

副業をするならどれがいい

副業といってもかなり多くのものがあるようです。詳細は別の機会に触れていこうと思いますが、私が検討対象としたものに絞ってご紹介します。

クラウドソーシング

インターネットの普及により、多くの方がインターネットを通じて仕事のやりとりができるようになりました。
クラウドソーシングサービスを提供する会社が仲介役として間に入り、仕事を依頼する側と仕事を探す側を結び付けてくれるというものです。仕事の種類も多岐に渡ります。ただ、単価的には少々安すぎるという印象を持っています。とはいえ、気軽に副業を開始してみようという方にとっては、自分の得意分野の仕事があれば入りやすいものではないかと思います。

せどり

「せどり」とは、現在では、仕入れた商品を仕入れた金額よりも高い金額で販売し、それにより得られる差額分が儲け(利益)となるビジネスのことをいうようです。

手軽に始められるというメリットがある一方、きちんと取り扱う商品を転売する場合の法令面の確認作業をおろそかにしてしまいますと、取り扱う商品によっては、法律で販売が禁じられたものを販売したり酒類などのように免許が必要であるにかかわらず無免許で酒類を取り扱ってしまったり、古物営業法に違反してしまったり、と法令違反のリスクがあるうえに在庫を抱え込んでしまうリスクもあるようです。

私個人的にも、あまり道徳面から好きになれず、トライすることを見送った副業となります。

株式投資

株式投資は、一般的な手法としては、株価が安いタイミングで購入し、株価が上昇したところで売って、その差額を儲け(利益)として手にするもので、短期売買を繰り返し、儲けを積み上げていくという方もいれば、中長期のスパンで儲けを確保していくという方もおられるようです。

アルバイト

コンビニ店員、カフェ店員、新聞配達、などなど職種は多く、本業と同じように雇用形態の一種となりますのである意味、本業でA社で働きつつ、副業でアルバイト先のB社でも働くということになってきます。そういう意味で時間的拘束がしっかりとされてしまうというデメリットとなりそうな部分があることをやむを得ないところです。

まとめ

手堅く着実に稼ぎたいということであれば、アルバイトとなりそうです。
あなたのスキルや経験を磨いていこうということであれば、クラウドソーシングという選択肢もよいと思います。
技術系の知識をもっていれば、比較的早く稼げるにようになると思います。ただし、多くは稼げるようになるまでに時間がかかるように思われます。
株式投資は、うまくいくときは短期間で高額の儲けを手にできることもありますが、下手をすると大きく損失を被ることもあり、万人にはお勧めしづらいところがあります。

2021年12月26日

執筆者: 伍桃 さんじろう

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