副業を求めて（副業をさがす）

失意の中で

2月の下旬から3月下旬までほぼ一か月間は、毎日毎日、帰宅後はアルバイト探しに時間を充てていました。勿論、週末の土日も同じ作業の繰り返しです。

その頃、主に見ていたサイトは、「タウンワーク」、「はたらこねっと」、「求人ジャーナル」、「求人ボックス」、「バイトル」などです。
業種を絞っていませんから、自分の居住地を少し拡げたエリアという絞りをかけてはいるものの、検索してから一通り見終わるのに2時間前後費やしていたと思います。

ただ、副業を行う際に一番気を使ったポイントが、会社にバレないように副業を行うことでしたので、ウェブサイトを検索し、いろんな方の参考情報を収集させていただきました。そうやって調べていった結果、いくつか、おさえておくべきポイントがあることを知りました。

それについては、別の記事でご紹介することにします。

【参照：副業を会社にバレずに行うヒント】
【参照：副業におすすめのお仕事】

当初、考えていたのは、平日は本業がありますので、土日で働こうと思い絞っていくと警備の仕事、運転代行の仕事、介護の夜間担当、配送の仕事と限られてきます。
平日早朝であれば、新聞配達も健康のためにもいいなと選択肢に入れようか迷いました。

しかし、過去の新聞配達のつらさを思い出しました。
私は、大学時代の4年間、新聞奨学生として朝刊、夕刊、集金、勧誘の仕事をつらいながらもやり遂げました。

家庭が裕福でなく、自力で大学へ進学すると自分で決めたことでしたので、なんとか歯を食いしばってやり遂げることができました。
ただ、大学生活は、ほとんど楽しい時間を過ごすことはできませんでした。
今回、副業の候補として、最有力として考えたのは新聞配達だったのですが、冬場の雨の中での配達は、手がかじかみ、痛くて最後は力も入らず感覚もなくなり、本当につらいものであったつらい記憶がよみがえり、とうとう踏み込むことができませんでした。

では、どうするか、思案に思案を重ね、土日でも比較的稼げそうだったのが配送の仕事です。

私は、配送に分野を絞り、3社ほど応募してみました。１社からは電話させてもらうというメールが届くもその後連絡なく、他の２社は、いずれも電話面談１社、対面での面談１社となり、３月下旬に１社とはドライバーとしての契約まで漕ぎつくことができました。

ただ、この直後、さらに世の中の状況が悪化することになるのです。
あなたもご存じの、というより同じように経験された、政府から発令された緊急事態宣言による外出自粛要請、飲食店などの営業自粛要請となり、私が契約した配送会社も荷受け量が激減し、週末だけの私には仕事が回ってこない状況に陥ります。

このまま座して死を待つのか、そういうわけにはいきません。

なぜなら、わたし一人だけではないのですから。

私の心の中には、なんとしても家族の生活だけは死守せねばならないという思いが強くあり、それが私を突き動かしてくれたのです。

副業の選択肢を見つめ直す

これまでは、土日で稼げる副業を、できれば１日で１万円以上は確保したい、そういった観点から、配送の仕事に絞り込んでいました。しかし、まさに、新型コロナウイルスの感染リスクが高まっている昨今の状況下で、仮に配送の仕事の割り当てをいただき、配送の仕事へ頻繁に出かけるようなことをしてしまいますと、経済的側面のリスクとは違った別のリスクが生じることになってしまいます。

それは、私が多くの方のもとへ荷物を回収し、指定の届け先へ配送し、ということでかなりの方と接触する機会が増えていくことになってしまいます。つまり、新型コロナウイルスの感染リスクを自ら高めてしまうことになり、それは結果的に、家族の感染リスクも引き上げてしまうことにつながるということです。

そこで、今一度、外出せずに収入を得る方法はないのか、という点に焦点を絞ることにしました。

導きだした答えは、